諸鈍シバヤの由来

今から833年前の1185年、現山口県での合戦、壇ノ浦の戦いに敗れ滅亡したと伝わる平家一族。しかしその数日前、平家の一部の武将は硫黄島、喜界島と逃げ延び、その後奄美大島、加計呂麻島へと渡った。

加計呂麻島にはもう一つの平家伝説があった。

加計呂麻島の諸鈍には平家の武将、平資盛(たいらのすけもり)が落ち延びたと伝わっている。
その時に島の人々との交流を深めるために伝えたと言われるのが「諸鈍シバヤ」である。
以来、諸鈍集落ではお祝いごとに踊りが披露され、現在では毎年旧暦の九月九日に大屯神社大祭の中で披露されている。

古代日本の初期の能や歌舞伎を思わせる芸能を島風にアレンジしたような、どこか雅なその踊りの世界にご案内致します。

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